株式会社RACTHERAは、再生・細胞医薬の研究開発を推進することを
目的に、住友化学株式会社と住友ファーマ株式会社により設立された
合弁会社です。

住友ファーマが有する事業基盤をフルに活用するとともに、
住友化学の工業化・分析技術、品質管理のノウハウを融合させることで、
研究開発・実用化のスピードアップを目指します。
また、細胞の生産・製造技術に強みを持つグループ企業
S-RACMO株式会社とも強固に連携し、4社のシナジーを発揮することで、
期待が高まる再生・細胞医薬分野において、さらなるプレゼンスの向上を
目指します。

株式会社RACTHERAは、再⽣・細胞医薬の「フロントランナー」として、
再⽣医療でしか実現できない新たな価値を提供してまいります。

人類の長い歴史とともに、医薬品もまた発展・進化を続けてきました。
その結果、数多くの人々が病や怪我の苦しみから解放され、
健康な生活を取り戻すことが可能になっています。しかしながら、従来の医薬品には限界も存在します。
すなわち、一度失われてしまった身体機能を回復させることは困難であり、
それ故に有効な治療法がない疾病が依然として存在します。

再生・細胞医薬は、従来の医薬品とは異なるアプローチによって、
これまで治療が困難であった疾病に対して革新的な治療オプションを提供できる大きな可能性を秘めています。

株式会社RACTHERAは、この可能性を現実のものとするために、再生・細胞医薬の研究開発に取り組んでいます。
科学史上に燦然と輝くiPS細胞の発見を再生医療へと応用し、実用化を通じて多くの患者様を救いたい。
これには、数多くの困難が立ちはだかります。
しかし私たちは、これまでの常識・境界線を乗り越えて、
未来の医療を一日も早く患者様のもとへ届けられるよう、たゆまぬ努力と挑戦を続けてまいります。